終活について

エンディングノート・終活ノートおすすめ6冊の比較・ランキング

こんにちは。
終活カウンセラーの柴田です。
今回はお話は終活ノート(エンディングノート)についてです。
終活を考えるうえで切っても切れない関係なのが「終活ノート(エンディングノート)」です。
遺言書のように正式な形式が決められているわけではなく(法的な意味はなく)、
自由な内容を書き記しておけるのも魅力です。
そこで今回はエンディングノート(終活ノート)を終活カウンセラーである私自身が手に取り
忖度なしで比較しおすすめ順にランキングしました。

目次
  1. 終活ノート(エンディングノート)とは
    1. 誰ためにエンディングノートを書くのか?
  2. エンディングノート(終活ノート)比較ランキング
    1. おすすめランキング6位:Never Ending Note 未来に残すエンディングノート
    2. おすすめランキング5位:もしものとき、身近な人が困らないエンディングノート
    3. おすすめランキング4位:未来に向けてスッキリ整理する!新エンディングノート
    4. おすすめランキング3位:一番わかりやすいエンディングノート
    5. おすすめランキング2位:マイウェイ
    6. おすすめランキング第1位:もしものための安心ノート
    7. 終活ノートにはどんな項目を書けばいいの?
    8. エンディングノートはいつ(何歳の時に)書けばよいか
    9. 終活ノートの管理には十分に注意すること
    10. まとめ

終活ノート(エンディングノート)とは

終活ノート(エンディングノート)とは残された家族に対して、自分の考えを伝える目的と、
終末に向けて残りの人生をより良いものにしていきたい人が作成するものです。
自分が亡くなったあとに、財産分与で家族が揉めてしまわないか心配な人にとっても、
大切な想いは終活ノートを通して伝えることができます。

終活ノートで注意しなくてはいけないのが、あくまでも遺言書ではないので、
亡くなる人の考えや想いを記録するためのノートに過ぎません。
法的な効力がないため、日記のように気軽に記入できます。

ノートとして文章で残している人もいれば、PCやスマホを使って書き記している人もいます。
書き方にも形式が決められているわけではないので、形式張ったものにこだわらず、
書きやすい方法を選択してくださいね。

誰ためにエンディングノートを書くのか?

ご自身と残されるご家族のためにエンディングノートを書きます。

自分のために書く

今まで自分がどんな人生を送ってきたかを振り返り、これからどう生きていくかを
整理するために終活ノートを書きます。

家族のために書く

残された方が葬儀をどうするか、お墓はどうするかを苦労されたりトラブルにならないように
終活ノートを書きます。

エンディングノート(終活ノート)比較ランキング

6冊のエンディングノート(終活ノート)をおすすめランキング形式で紹介します。

おすすめランキング6位:Never Ending Note 未来に残すエンディングノート

未来に残すエンディングノート

未来に残すエンディングノート

書籍情報

値段(税込み) 1,760円(6冊の中で一番高い
出版社 集英社
サイズ A5(6冊の中で一番小さい)
記入対象ページ数 120ページ
記入対象項目数 40

高級感がありおしゃれだが、とにかく書きにくく。見ずらい

書きにくいエンディングノート

サイズが小さく印刷文字が小さいため読みにくい。
オシャレな日記のようなデザインであること、本が硬くページをめくりにくく
硬いせいで、本の中心部の谷が深くとにかく書きにくい。

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おすすめランキング5位:もしものとき、身近な人が困らないエンディングノート

もしものとき、身近な人が困らないエンディングノート

もしものとき、身近な人が困らないエンディングノート

書籍情報

値段(税込み) 1,100円
監修 曽根恵子(相続実務士、公認不動産コンサルティングマスター相続対策専門士)
サイズ B4
記入対象ページ数 57ページ
記入対象項目数 38

自筆遺言書が付録というのが難点

一見便利なように思えるかもしれませんが、遺言書という重要なものを
付録扱いして良いのか?という疑問があります。

というのも、この自筆遺言書の買い方についての説明は4ページしかないのです。
この内容で本人の意思を法的に守れるか疑問が残りました。
他の内容は似たり寄ったりです。

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おすすめランキング4位:未来に向けてスッキリ整理する!新エンディングノート

未来のためにスッキリ整理する!新エンディングノート

未来のためにスッキリ整理する!新エンディングノート

書籍情報

値段(税込み) 1,100円
出版 秀和システム
サイズ B4
記入対象ページ数 69ページ
記入対象項目数 40

未来デザインシートに疑問

本誌の「未来デザインシート」とは自分が亡くなり月日を想定して
今日からやりたいことを書けるようになっています。
前提として「いつなくなるか分からないから元気なうちにエンディングノートを書く」にも関わらず
亡くなる月日を設定することに矛盾を感じます。
それよりやりたいことに優先順位とつけて、優先順位が高いことから始めれば良いと思います。

新型コロナで常識が変わったことは分かっている

本誌は「新しい生活様式」に対応したエンディングノートであるように訴求していますが
他のエンディングノートを書く場合にも意識して書くことがあたりまえのように思えます。

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おすすめランキング3位:一番わかりやすいエンディングノート

一番わかりやすいエンディングノート

一番わかりやすいエンディングノート

書籍情報

値段(税込み) 1,078円
監修 東優(行政書士)
サイズ B4
記入対象ページ数 50ページ
記入対象項目数 25

確かに分かりやすく、書きやすい

文字が読みやすく、書きやすいデザインになっています。
記入の仕方(解説)が簡潔にまとめられているところも書きやすさにつながります。

パスワードなどの盗み見を防ぐスクラッチシール付き

パスワード保護スクラッチシール付き

パスワード保護スクラッチシール付き

キャッシュカードの暗証番号など貴重な情報については記入後に上から貼れる
スクラッチシールが添付されています。
これをはれば盗み見ができませんし、誰かに見られた場合にはスクラッチが削られているので
そのことに気が付くことができます。

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おすすめランキング2位:マイウェイ

マイウェイ

マイウェイ

書籍情報

値段(税込み) 649円
発刊 一般社団法人終活カウンセラー協会
サイズ A4(一番大きい)
記入対象ページ数 26ページ(最少)
記入対象項目数 17(最少)

一番シンプルで、一番見やすく書きやすい

エンディングノートの大きさとしては最大のA4サイズです。
文字が大きく、記入スペースが広い、そして記入項目が少ない。
最初に書くエンディングノートとしてふさわしいと思います。
そしてページ数が少ないため、各ページが開きやすいです。

終活カウンセラーの補助を推奨している

私は終活カウンセラーのため終活カウンセラーの一番の仕事はエンディングノートの
サポートであることを知っています。
ということもありマイウェイは一般社団法人終活カウンセラー協会が発刊しています。
そのため記入ガイドが一切ありません。
内容がシンプルなため記入ガイド無しでも自力で書くことも可能ですが
終活カウンセラーと一緒に書くことを推奨としているためです。
しかし、マイウェイには終活カウンセラーの登録サイトへの誘導が無いのが残念なところです。
(QRコードで終活相談ドットコムへの誘導があったら良いと思い)

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おすすめランキング第1位:もしものための安心ノート

もしものための安心ノート

もしものための安心ノート

書籍情報

値段(税込み) 1,320円
出版 学研
サイズ B4
記入対象ページ数 41
記入対象項目数 24

「お助けガイド」と「書き込みノート」の2冊が1組で親切で分かりやすい!

「お助けガイド」と「書き込みノート」

「お助けガイド」と「書き込みノート」

一見、一冊のエンディングノートのように見えますが、中を開くと
「お助けガイド」と「書き込みノート」の2冊が1組になっていることが分かります。
注目すべきは{お助けガイド」が充実していることです。
エンディングノート(ここでは書き込みノート)の書き方が丁寧に説明されています。
これは他のエンディングノートにはない良さです。
自力で書くならもしものための安心ノートが一番優れていると思いました。
おすすめです!

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終活ノートにはどんな項目を書けばいいの?

終活ノート

就活ノートには具体的にどんな項目を書けばいいのでしょうか。
必ず書かなければいけない項目はありませんが、
内容に困っているのであれば参考にしてみてください。
また、すでに就活ノートとして販売されているものも使ってもいいと思います。

相続財産関係

財産分与は残された家族にとっても一番揉め事になりやすい項目です。
加入している生命保険や受取人、連絡先はもちろん、
現金の場所や預貯金の有無、不動産や有価証券などのお金に関することを整理しておく必要があります。
相続財産だけに限らず借金も合わせて記入しておく必要があります。
間違えていると手続きができなくなってしまうので、正確に記入するようにしてください。

葬儀関係

葬儀に関する業者の指定や喪主、遺影の有無や、
お墓などの納骨の場所がわかるようにしておくと、残された家族の負担を軽減することもできます。
お世話になっている菩提寺さんへの連絡先はもちろん、
年間にかかる費用、寺院の住所や連絡先なども書き記しておくと安心です。
また、終活を考えるうえで生前にできるだけ準備できるものは進めておきましょう。

医療関係

急な事故や病気で意識不明や危篤になってしまったときにどうしたいのか、
また常備しているお薬や、アレルギーの有無、延命治療の考え方なども
終活ノートに書き記すのをおすすめします。
残された家族が決めなくてはいけなくなり、精神的にも大きな負担がかかります。
事前に話し合いができるのであれば、自分の意見を伝えておくことも大切です。

連絡先

葬儀に呼んでほしい人や、生前お世話になっていた人の連絡先、
親族関係などの連絡先を書き記しておくことも大切です。
いざ亡くなったときに、連絡先がわからないと伝えることもできず、
葬儀に参列してもらえないケースもあります。
相続関係の手続きにおいても親戚関係がわかるように記載されていることで、
トラブルを防ぐことにもなります。

エンディングノートはいつ(何歳の時に)書けばよいか

エンディングノートはい何歳の時に書いたらよいか。迷いますよね。
エンディングノートは先に説明したとおり「死に備えたもの」です。

そして人間はいつ死ぬか分かりません。
中には若くして亡くなられる方もいらっしゃいます。
ということはエンディングノートを書くタイミングは「60歳になzつてから」と
決まっているわけではありません。
私がオススメするのは30歳になって書き始めることです。

エンディングノートは人生の変わり目で書き直す

エンディングノートは1回書いて終わり。というものではありません。
人生に変化があったときに書き直すことを私はお勧めしています。

終活ノートの管理には十分に注意すること

大切な個人情報がたくさん詰まっている終活ノートだからこそ、
どのように保管しておくのかも重要です。あまりにセキュリティが
頑丈な場所に保管してしまうと、必要なときに探せなくなるデメリットもあります。
また、わかりやすい場所に置いて奥と第三者に見られてしまう危険性もあります。
終活ノートを用意したあとは、どこに保管したのか大切な人(
信頼できる人)に伝えておくようにしましょう。

まとめ

終活ノートは、あなたの終末を考えるうえでも大切なものです。
葬儀や納骨、相続などの希望を伝えること、また遺族の負担を減らすことにも繋がります。
形式などは関係ないからこそ、終活ノートを通して向き合う時間を確保するようにしてくださいね。

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